春夏の裂き織り

こんにちは。神奈川県秦野市にある裂き織り教室のさきおり工房浩子です。

毎日、夏になったみたいにいいお天気が続いてますね。
裂き織りは、イメージ的に秋冬の物のようにとらわれがちです。
そもそも、寒い地方から発祥した物だからですね。丈夫で暖かい。裂き織りの魅力の一つです。

でも、どうせ習うなら春も夏も着たい！！！そう思いませんか？
そこで、この織機の出番です。リジット機は、織る加減で硬くも柔らかくも織れるんです。
今回、ご紹介する裂き織りの作品は、コットンの変わり糸と綿の布を裂いたものを織り込みました。
経糸は同じコットンの糸です。
軽ーくたたいて空気を入れるように織っていきました。
もちろん、ネットに入れておしゃれ洗いで洗うことも出来ます。夏は汗もかきますからね。

型紙の関係で、縫う時に一工夫ありますが、そこさえクリアできれば、縫い方も簡単ですし、何と言っても整経
が３，１メートルの60センチ幅です。とっても創りやすいのではないでしょうか？

丈は短めですが、ガウチョパンツやロングスカートなどに合わせたら素敵(^_^)v

また、冬バージョンも創りましたよ！
こちらは、変り糸と毛糸をふんだんに使いました。
こちらも秋の展示会に出展します。

これからも裂き織りの硬い、分厚い、重いという概念をくつがえしていきます。
昔の人の知恵を受け継いで、でも今の技術も大切に。新しい裂き織りを目指していきたいと思っています。


次回は、秋の展示会について少しお話できるかと！
よろしくお願いします。

裂き織り教室のさきおり工房浩子では、随時生徒さんを募集しております。
コロナでなかなか外に出にくいですが、そんなときこそおうち時間を大切に出来たらと。
月に一回のお教室でゆっくり自分時間作ってみませんか？

それでは今日はこの辺で。今日も素敵な織人ライフを！！！